カラーリングの種類



その他のカラー

ヘアカラー分類表

  • 1.天然系染毛料(ヘナ)化粧品
  • 2.脱色剤・脱染剤(ブリーチ)医薬部外品
  • 3.非酸化染毛剤(金属染毛剤)医薬部外品


1.天然系染毛料(ヘナカラー)

ここ何年かでだんだんと浸透してきたへナですが
ヘナとは、天然の植物で名称はローソニア・インタ
ミース。ミソハギ科で原産は北アフリカ、西アジア。

もともと薬草として使用されていたもので、殺菌、沈静、消臭
冷却効果、皮膚炎、止血、火傷、打撲などさまざま。

一般的にヘナと言われているもの中にもいろいろあり
100%天然のもの、天然のものに科学的染料を加えたもの、
ヘナではなくその他のハーブ系のものなどがあり

100%天然のへナでは、かぶれることがほとんどありません。
しかし科学的な染料が加えられたものは、かぶれることがあります。

色持ちは2〜3週間で毛皮質や髄質といった
毛髪の内部に浸透して染着します。髪のいたみも少ないのですが、
100%天然へナは色味が少なく濃い色を出すのは難しいようです。


2.脱色剤・脱染剤(ブリーチ)

ブリーチとは、(bleach)=漂白、という意味があり
毛髪を明るくする時や染めた色を脱染するもので、パウダー状や
クリーム状などいろいろありますがパウダー状のものの方が
強い効果があります。

毛髪中に含まれるメラニン色素を過酸化水素(HO)の
酸化力によって破壊することにより脱染します。

一度破壊されたメラニン色素は元に戻る事はありません。
しかし新たに伸びてくる毛髪には作用しないので
黒い髪(何もしてない毛)が伸びてきます。

また、毛の損傷は非常に大きく、皮膚への刺激が強いため
一度に何回もブリーチすると皮膚が赤くなったり、水のような
ものが出たりする事もあるので注意しましょう。


3.非酸化染毛剤(金属染毛剤)

金属染毛剤とは、昔のお歯黒式と呼ばれていたもので
お茶などに含まれるタンニンなどの成分に鉄や銅の化合物を
反応させて染めるのですが、黒っぽい単一的な色調しかなく
染めた後にパーマをかけると、鉄分とパーマ剤が反応して
しまい、パーマがかからなかったり、反応時の発熱に
よって髪が焼き切れてしまうこともあります。

色持ちは1ヶ月〜3ヶ月ほどです。

ヘアカラー分類表


カラー剤の成分

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